肩こり

肩こりがスマホやパソコン作業で起こるのは何故なの?

こんにちは。沖縄県北谷町で整体師をしている比嘉です。

今回は、肩こりとスマートフォンやPC作業の関係について記します。

この記事は、このような方に向けて書いています。

「自分の肩こりの原因を知りたい」

「私はデスクワークが多くて肩こりがヒドイ!」

「PC作業やスマホが原因の肩こりを軽減させたい」

あなたは、毎日のように長時間にわたりPC作業やスマホを触っていませんか?

同時に、肩こりに悩まされていませんか?

肩こりには、多くの原因があります。

肩こりの原因については「肩こりに悩んでいる日本人の割合は多い!それになる4つの原因と解決法」に詳しく記しています。

上の記事では、肩こりの原因を以下の側面から書いています。

 

・ストレス(自律神経の乱れ)

・PC作業やスマホ

・運動不足

・臓器の疲れ

この記事では、スマホやPC作業が原因の肩こりについて述べます。

同時に、スマホやPC作業が原因と思われる肩こりの軽減方法について記します。

肩こりの原因がスマホやPC作業だったときの症状は?

まず、肩こりの定義は以下の通りです。

https://twitter.com/honobono_do/status/1275690039784112130

 

ツイッターが見れない方もいるかもしれないので、以下に肩こりの定義と症状を書いておきますね。

肩こりの定義

肩こりとは、首から肩甲骨に凝りを感じること。

主に肩こりの原因として首の後ろから肩、背中の僧帽筋(そうぼうきん)、肩甲挙筋(けんこうきょきん)、菱形筋(りょうけいきん)という筋肉が張っていることが多い。

肩こりと僧帽筋図1 肩こりと僧帽筋

 

肩こりには、以下の症状が出ることがあります。

・頭痛

・吐き気

・痛み

以上が、肩こりの定義と症状です。

肩こりを感じるのはパソコンやスマホを使用しているとき

肩こりは、長時間のPC作業やスマホの使用で症状がでることがあります。

一度、肩こりの症状がでると仕事に集中できなくなって辛いです。

肩こりは、なぜ長時間のPC作業やスマホを触ることでなるのでしょうか?

なぜスマホやパソコンを使用すると肩こりになるの?

肩こりは、首の後ろから肩、背中の僧帽筋(そうぼうきん)、肩甲挙筋(けんこうきょきん)、菱形筋(りょうけいきん)が張っていることか多いです。

まず、首の後ろから肩にかけて張っている人は、ストレートネックになっている可能性があります。

次に、僧帽筋の張りを感じるかたは、長時間にわたり同じ姿勢でPC作業やスマホを使っている人に多いと思われます。

ストレートネックと僧帽筋が凝ることによる肩こりについては、以下で述べます。

ストレートネックが原因で肩こりに

まず、ストレートネックの定義は、以下の通りです。

ストレートネックとは、頭が前に突きでることにより、頚椎のカーブが損なわれ、頸部がストレートになっている状態です。

ストレートネック図2 左がストレートネック

 

図2の右の絵が正常な状態です。

図2の左の絵がストレートネックの状態です。

ストレートネックの絵は、頚椎がストレートになっています。

個人的にストレートネックの人は、耳が肩よりも前にでているのが特徴かな感じています。

では、なぜストレートネックになるのでしょうか?

あなたは、パソコン作業のとき顎を前に突き出し前傾姿勢になっていませんか?

図3 前傾姿勢

 

人間の頭の重さは、約5キロあります。

頚椎は、5キロの頭を支えるためにカーブしています。

頚椎がカーブすることにより、頭の重さによる負荷を分散できます。

あなたが、パソコン作業を顎を突き出して前傾姿勢で行っているところをイメージしてください。

顎を突き出して前傾姿勢だと、首が前に出ていていますよね?

前傾姿勢は、頭の重さの負荷が下だけにかかってしまいます。

つまり、前傾姿勢は5キロのお米を首に巻いたまま、長時間にわたりパソコン作業をしてる状態と同等だと言えるのではないでしょうか。

想像しただけで辛くないですか?

さらに、あなたが首を突き出したまま長時間にわたりパソコン作業をすると、首がストレートネックになることが多いです。

ストレートネックは、首に負荷がかかります。

負荷がかかった首を支えるために、首から肩甲骨当たりの筋肉が緊張状態になります。

「肩こりとは、首から肩甲骨に凝りを感じること」となっています。

上述したように、PC作業やスマホの使用はストレートネックになるリスクがあります。

人間は、ストレートネックになると首に負荷がかかります。

負荷がかかった首を支えるために、首から肩甲骨周辺の筋肉が緊張して凝ってきます。

つまり、ストレートネックは、首・肩こりの原因の1つと言ってもいいのではないでしょうか。

肩甲骨周辺の張りによる肩こり

肩こりは、上述したようにストレートネックが原因のケースがあります。

しかし、肩こりはあるけど首凝りは感じないという人がいます。

肩こりはあるけど首凝りはない人を施術すると、頚椎がカーブしており正常な状態のケースが多いです。

しかし、そのような人は、肩甲骨周辺の筋肉が緊張しています。

人は、同じ姿勢で作業をしていると筋肉が緊張して血流が悪くなります。

あなたは、パソコンやスマホを長時間にわたり同じ姿勢で使っていることはありませんか?

さらに、スマホを見たりパソコンを使用しているときの姿勢が猫背のように背中がまるまっていることはありませんか?

背中が丸まっている姿勢が、長時間にわたると肩甲骨周辺の筋肉が緊張してきます。

このことから、背中が丸まった状態で長時間にわたりスマホを見たりPC作業を行うことは、肩こりの原因の1つと考えられます。

肩こりの原因がスマホやパソコンだった時の対処方法

ここまでスマホやパソコン作業が、肩こりの原因になることを述べてきました。

以下では、肩こりの対処方法を記します。

肩こりには運動習慣が大切

上述したように、人は同じ姿勢で作業をすると筋肉が緊張して、血流が悪くなります。

その後、肩こりに。

逆に言えば、作業の合間にストレッチなど軽い運動をすると筋肉が緩んで肩こりが軽減する可能性があります。

しかし、肩こりが慢性化していると、ストレッチなどの軽い運動では効果を実感できないかもしれません。

ストレッチなどの軽い運動で効果を実感できない人は、肩甲骨周りを動かすことを意識してウォーキングやジョギングが良いと思われます。

運動習慣と肩こり運動習慣と肩こり

 

筋肉は、動かすことにより緩みます。

つまり、あなたが肩甲骨周りを動かすことに意識を向けながら運動をすると、筋肉が緩み肩こりが軽減すると考えられます。

さらに、あなたが運動を習慣化することにより、肩こり以外にも健康的になるのは説明不要ですよね。

湯船でリラックスする時間も大切

肩こりには、湯船でリラックスするのも効果的です。

肩こりとストレスは、密接な関係があります。

肩こりとストレスについては「肩こりがストレスと密接な関係がある理由!ストレスが原因の場合の改善法」に記しています。

この記事では、スマホやPC作業による肩こりについて述べています。

そのため、「肩こりとストレス」については簡単な説明に留めておきますね。

人間は、仕事や人間関係でストレスを感じると頑張るぞという神経である交感神経が優位になります。

交感神経が、優位になると血管が縮んで血流が悪くなり、筋肉が緊張します。

特に、緊張する部位は、肩甲骨周辺の筋肉です。

ストレスによる筋肉の緊張が、短時間なら問題ありません。

しかし、ストレスによる筋肉の緊張が、長時間になると肩こりの症状がでてきます。

このことから、ストレスを軽減すると肩こりが軽減すると考えられます。

ストレスを軽減する方法としては、運動やリラックスするという方法があります。

リラックスする方法としては、湯船でゆっくりすることを個人的にお勧めします。

湯船は、ストレスを軽減するだけでなく、身体を温めることにより血流が良くなり、筋肉が緩むという効果が期待できるからです。

よって、湯船は肩こり軽減に効果があると考えられます。

整体やマッサージも効果的

肩こりには、整体やマッサージも効果的です。

本記事で肩こりの原因は、以下の側面から説明しました。

・ストレートネック

・血流が悪くなり肩の筋肉が緊張

・自律神経の乱れ

もし、あなたの肩こりの原因が、「ストレートネック、血流が悪くなり肩の筋肉が緊張、自律神経の乱れ」なら整体やマッサージは効果的だと思われます。

まず、ストレートネックは、施術で軽減できる可能性があります。

ただし、首は多くの神経が通っているので、施術できない整体師やマッサージ師も多いです。

次に、血流が悪くなり筋肉が緊張して肩こりになっているケースも整体やマッサージが効果的だと考えられます。

整体やマッサージは、施術により筋肉の緊張を緩めます。

筋肉の緊張が緩むと血流が良くなります。

筋肉の緊張が緩むと肩こりも軽減するのは、言わずもがなですよね。

最後に、自律神経を整えるのも整体やマッサージは効果的が期待できます。

自律神経の乱れは、仕事が原因のケースがあります。

パソコンで肩凝りを感じるパソコン作業をしてると肩こりを感じる

 

仕事によるストレスが原因で肩こりになっている人は、交感神経が優位になっているケースが多いです。

交感神経が優位な人へのアプローチ方法は、リラックスできる環境を作ることです。

あなたが整体やマッサージに行く理由として、肩こり軽減以外にリラックスしたいという側面はありませんか?

さらに、多くの整体院は癒し系の曲が流れていたり、アロマを焚いたりしてリラックスできる空間になっています。

これらのことから、整体やマッサージは、自律神経を整えるのに最適な環境と言えるのではないでしょうか。

よって、自律神経の乱れによる肩こりは、整体やマッサージが効果的だと考えられます。

まとめると、整体やマッサージは「ストレートネック、血流が悪くなり肩の筋肉が緊張、自律神経の乱れ」による肩こり全てにおいて効果が期待できることが考えられます。

※なお、ストレートネックや肩こりを軽減するストレッチもあります。ストレッチ方法は、多くの動画やブログで紹介されているので観てみるのも良いかもです。

肩こりに対して間違えたアプローチ

あなたは、強く揉まれるのが好みですか?

それとも、優しく施術されるのが好みですが?

あなたが、強く揉まれるのが好みなら、症状への効果は期待できないと思われます。

あなたが強く揉まれることにより、筋肉の繊維や毛細血管、神経が傷つきます。

強く揉まれた直後は、身体が「もう耐えられない」と悲鳴をあげているので軽くなった感じがします。

しかし、身体は「強い攻撃(強く揉む)にやられた!次も同じような攻撃に負けないように今よりも身体を強くしなければ」となります。

身体は「今よりも強くしなければ」と思うことにより、筋肉が緊張します。

つまり、筋肉の緊張により肩こりが酷くなります。

人によっては、身体が全体が緊張してしまい心理的な症状がでる人もいます。

よって、強く揉む施術は、心身ともに悪い影響があるのでお勧めしません。

まとめ:肩こりがスマホやパソコン作業で起こる原因は何故なの?

本記事では、スマホ・PC作業が肩こりに与える影響について記しました。

同時に、肩こりを軽減するのに効果的な方法を紹介しました。

まず、スマホ・PC作業の姿勢が悪いと、ストレートネックになる可能性があります。

ストレートネックは、正常な状態よりも首への負荷が大きいです。

負荷がかかった首を支えるために、首から肩甲骨周辺の筋肉が緊張して凝ってきます。

つまり、ストレートネックは、首・肩こりの原因の1つと言ってもいいのではないでしょうか。

次に、ストレートネックではないが、スマホやパソコン作業で肩こりが酷いというケースもあります。

そのケースは、長時間にわたりスマホ・パソコン作業をしている人に多く見られます。

人間は、長時間にわたり同じ姿勢で作業をしていると、筋肉が緊張して血流が悪くなります。

さらに、長時間にわたりパソコン作業をしている人は、背中が丸まった姿勢(猫背)になっていることが多いです。

背中が丸まっている姿勢が、長時間にわたると肩甲骨周辺の筋肉が緊張してきます。

このことから、背中が丸まった状態で長時間にわたりスマホを見たりPC作業を行うことは、肩こりの原因の1つと考えられます。

最後に、辛い肩こりを軽減させる方法を以下にまとめます。

肩こり軽減方法

・ウォーキングやジョギングなど軽い運動
・湯船でリラックス
・整体やマッサージ

最後まで読んでいただき、感謝いたします。