中医学

自律神経の乱れは「気滞」かも?整体師が解説する原因と整え方

自律神経の乱れは気の滞りが原因?

こんにちは。沖縄県の北谷町で整体師をしている比嘉です。

この記事では、自律神経と気滞の関係について記します。

この記事は、このような方に向けて書いています

「中医学でいう氣滞とは?」

「氣滞と自律神経の乱れの関係につて知りたい」

「自律神経が乱れる原因を知りたい」

あなたは、以下のような不調を感じていませんか?

  • なんとなく体が重い…
  • イライラしやすい
  • ため息ばかり出る

あなたの不調は、自律神経の乱れだけでなく、「気滞(きたい)」が関係しているかもしれません。

気滞とは、東洋医学でいう氣(き)の流れが滞っている状態です。

気滞は、西洋医学にない考え方ですが、現代人に多いストレス症状や自律神経の乱れと、とても深く関わっています。

今回は、自律神経と気滞の関係について、整体師の視点からわかりやすく解説します。

気滞を解消するためのセルフケアや整体でのアプローチも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

そもそも「気滞」とは?東洋医学の視点から解説

東洋医学には、「氣(き)・血(けつ)・水(すい)」という3つの巡りを整えるという考え方があります。

は、生命活動を支えるエネルギーのようなもので、全身をめぐって体や心を元気に保っています。

しかし、強いストレスや過労、我慢の積み重ねなどで氣の流れが滞ると、「気滞」という状態になります。

気滞になると、以下のような不調が現れやすくなります。

  • 呼吸が浅くなる

  • ため息が増える

  • 胸やお腹がつかえる感じがする

  • 気分が落ち込みやすい

  • イライラしやすい

  • 眠りが浅い・寝つきが悪い

これらはすべて、自律神経の乱れとも深くつながっています。

実際に、当院「ほのぼの堂~氣功整体~」にも、ストレスや自律神経の乱れで悩まれている方が多く来院されます。

ストレスや自律神経の乱れに悩んでいるかたの体の状態をみると気滞のサインが出ている方が非常に多いです。

自律神経の乱れと「気滞」の関係

自律神経は、体をリラックスさせる「副交感神経」と、活動モードに切り替える「交感神経」のバランスで成り立っています。

しかし、強いストレスや不安、我慢などで氣の巡りが滞ると、交感神経が過剰に働きやすくなり、自律神経が乱れてしまいます。

その結果、以下の症状がでることがあります。

  • 寝つきが悪い

  • 目が覚めてもスッキリしない

  • 呼吸が浅くなる

  • 頭が重たい

  • 体がだるい

など、慢性的な不調につながります。

つまり「気滞」は、心と体の両方に影響し、自律神経の不調を深刻化させる大きな原因の一つなのです。

気滞をそのままにするとどうなる?

気滞が続くと、氣だけでなく「血」や「水」の巡りも悪くなり、

  • 頭痛

  • 肩こり

  • 胃腸の不調

  • 便秘や下痢

  • 月経不順

  • 冷えやむくみ

といった身体症状も現れやすくなります。

また、「気滞」は「気うつ(気分の落ち込み)」や「気逆(イライラや動悸)」といったメンタル不調にもつながるため、早めのケアが大切です。

ほのぼの堂の氣功整体アプローチ

当院「ほのぼの堂~氣功整体~」では、気滞による不調に対して「氣功整体」という独自の施術を行っています。

氣功整体では、以下の施術を行っています。

  • 経絡を刺激して滞った氣を流す

  • 自律神経のバランスを整える

  • 筋肉や内臓の緊張をゆるめる

当院では、上記のアプローチを行い、心身ともにリラックスできる状態を目指します。

実際に施術を受けた方からは、以下のような声を多く頂いています。

  • 胸のつかえがスーッと楽になった
  • 呼吸が深くなって気持ちが落ち着いた
  • 夜ぐっすり眠れるようになった

気滞を流すセルフケア3選

以下では、氣滞を流すセルフケアを紹介します。

1. 深呼吸を意識する

気滞のかたは呼吸が浅くなりやすいです。

そのため、ゆっくりと深呼吸を行いましょう。

特に「吐く息」を長めに意識することで、副交感神経が優位になり、リラックス効果が高まります。

2. ため息を我慢しない

ため息は、体が自然と氣の巡りを整えようとしているサインです。

もしかしたら、あなたは「ため息をついてはいけない」と思っていませんか?

私も、ため息をつくと幸せが逃げると誰かに言われてから「ため息はついてはいけない」と思い込んでいました(笑)

しかし、ため息は氣の巡りを整えようとしているサインです。

そのため、意識的に深いため息をついてみましょう。

3. 手首の「内関(ないかん)」を押す

手首の内側、手首から指3本分下の位置にある「内関(ないかん)」というツボを優しく押してみてください。

内関の場所手関節から指を3本添えた場所が内関


気持ちが落ち着き、呼吸が深くなる効果が期待できます。

内関については、以下の記事で詳しく解説しています。

自律神経に効果的なツボ内関
自律神経の乱れには「内関(ないかん)」が効く!働き盛り世代に知ってほしいツボの力こんにちは。沖縄県の北谷町で整体師をしている比嘉です。 この記事では、自律神経の乱れに効果的なツボ「内関(ないかん)」について、東...

📱「首こりや自律神経のセルフケアって、どうやるの?
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まとめ:気滞を流して心も体も軽やかに

気滞は、目には見えません。

しかし、現代人の多くが「氣の巡りの滞り」を抱えていると思われます。

ストレス社会に生きる私たちにとって、気滞は自律神経の乱れを悪化させる大きな原因にもなり得ます。

  • 深呼吸を意識する

  • ため息を我慢しない

  • ツボを押してリラックスする

こうした小さなセルフケアから始めてみましょう。

そして、なかなか改善しない場合は、整体や氣功整体で専門的なサポートを受けるのもおすすめです。

当院「ほのぼの堂~氣功整体~」では、自律神経の乱れや気滞による不調を根本から整えるお手伝いをしています。

お気軽にご相談ください。

ほのぼの堂~氣功整体~へのご案内

あなたは、以下のことで悩んでいませんか?

  • 身体が怠い
  • 眠りが浅い
  • ストレスが溜まっている
  • 疲労を感じている
  • 自律神経が乱れている気がする

もし、あなたが悩んでいるなら、ぜひ一度、ほのぼの堂~氣功整体~へご相談ください。

あなた本来の元気を取り戻すお手伝いを、心を込めてさせていただきます。

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(受付時間:8:00~20:00 / 定休日:火曜日)