整体

骨盤のゆがみが引き起こす「腹部の緊張」と「腰痛」の関係とは?

骨盤のゆがみによる腹部の緊張と腰痛について

こんにちは。沖縄県の北谷町で整体師をしている比嘉です。

腰痛には慢性と急性があります。

慢性と急性の腰痛については、以下の記事で詳しく解説しています。

腰痛には慢性と急性がある!それぞれの特徴とアプローチ法についてこんにちは。沖縄県の北谷町で整体師をしている比嘉です。 この記事では、慢性と急性の腰痛の違いに焦点を当て、一般的に言われている原因...

この記事では、骨盤のゆがみと腰痛の関係について述べます。

この記事は、このような方に向けて書いています

「腰痛と骨盤のゆがみって関係あるの?」

「なぜ骨盤がゆがむと腰痛になるの?」

「骨盤のゆがみによる腰痛の軽減方法を教えて?」

あなたは、長年の腰痛に悩んでいませんか?

ほのぼの堂に来院されるお客様には、長年の腰痛に悩んでいるかたが多いです。

今回は多くのかたが悩まれている「腰痛」について、その原因のひとつでもある「骨盤のゆがみ」と「腹部の緊張」に注目してお話していきます。

腰痛=腰が悪い、とは限らない

腰痛というと、「腰の筋肉が悪くなっている」「腰椎に問題がある」と思われがちです。

もちろんそれも一因ですが、実は腰痛の多くは腰そのものに原因があるわけではありません。

腰痛を訴えているかたには、骨盤のゆがみが引き金となり、腹部(お腹まわり)の筋肉が緊張している人がいます。

腹部が緊張することにより、腰へ負担がかかり痛みを引き起こしているケースがあります。

骨盤のゆがみが腹部の筋肉に影響する?

骨盤は体の中心にあります。

骨盤には、背骨や股関節と連動しながら上半身と下半身をつなぐ重要な役割があります。

この骨盤が前傾したり後傾したり、左右にねじれたりすることで、姿勢が崩れ、内臓の位置や腹部の筋肉バランスにも影響を及ぼします。

例えば、骨盤が前傾して反り腰になると、腹直筋(お腹の前側の筋肉)が引き伸ばされて働きづらくなります。

すると、代わりに腸腰筋(ちょうようきん)というお腹の奥にある筋肉が過剰に働き、常に緊張した状態になります。

また、骨盤が後傾して猫背気味になると、内臓が下がりやすくなり、腹部のインナーマッスル(特に腹横筋や内腹斜筋)に負担がかかります。

これもまた、腹部の緊張状態を作り出します。

大雑把な筋肉の図解で見にくいとは思いますがご了承ください(笑)

腹部が緊張すると、なぜ腰が痛くなるのか?

腹部の筋肉と腰の筋肉は、体幹という一つのユニットとして機能しています。

腹筋が硬くなれば、腰の筋肉とのバランスが崩れ、腰に無理な負荷がかかることがあります。

また、腹部が硬くなると、呼吸も浅くなりやすく、体幹の安定性が下がります。

体感の安定性が下がると、日常のちょっとした動作でも腰に余分な力が入り、慢性的な腰痛につながってしまうことがあります。

なぜ骨盤がゆがむのか?

では、なぜ骨盤がゆがんでしまうのでしょうか?その原因には以下のような日常のクセがあります。

  • 足を組むクセ(私の経験から足を組んでいる人は、既に骨盤がゆがんでいる可能性が高いです)

  • 長時間の座り仕事(特に浅く腰かける姿勢)

  • 片足重心の立ち方

  • 運動不足や過度な筋トレ

  • 出産後の体の変化

特にデスクワーク中心の生活や、運動不足、スマホ姿勢などが骨盤のゆがみを引き起こしやすくしています。

改善のポイント:まずは骨盤と腹部のケアから

腰痛がある方に対して、いきなり腰をもんだりストレッチするのは実は逆効果なこともあります。

大切なのは、骨盤を正しい位置に戻し、腹部の緊張を和らげることです。

以下のような方法が効果的です。

① 骨盤を整えるストレッチ

例えば、太ももの前側(腸腰筋)やお尻(中臀筋)を緩めるストレッチを行いましょう。これだけでも骨盤の前後の傾きを整えるのに役立ちます。

骨盤を整えるストレッチ

上のストレッチのやり方を箇条書きにしておきますね。

  1. 片膝立ちの姿勢になる
     ・右足を前に出して、90度に曲げる
     ・左足は膝をついて、後ろに伸ばす

  2. 上半身はまっすぐに保つ
     ・背筋を伸ばし、猫背にならないように
     ・骨盤を立てるイメージで

  3. 骨盤を前ではなく「下に」沈めるように体重をかける
     ・前にグイッと倒れるのではなく、骨盤を真下に落とすイメージ
     ・左足の付け根(股関節前)が伸びていればOK!

  4. 両手は腰か、前足の太ももに軽く添える
     ・無理に反らないように自然に保つ
     ・体は正面を向いたまま

  5. 呼吸を止めず、20〜30秒キープ
     ・深くゆっくり呼吸を続けながら
     ・左右を入れ替えて同じように行う

② 腹部のマッサージ

お腹をやさしくマッサージすることで、インナーマッスルの緊張をゆるめ、内臓の働きも活性化します。腸の動きがよくなり、便秘改善やお腹のハリ解消にもつながります。

③ 正しい姿勢を意識

日常的に「骨盤を立てる」意識を持って座る・立つことで、自然と腹部の筋肉バランスが整っていきます。特に座るときは、浅く腰かけず、座面の奥まで座って骨盤を立てましょう。

個人的には、①と②を組み合わせると、腰痛軽減に効果的だと感じています。

まとめ:骨盤のゆがみが引き起こす「腹部の緊張」と「腰痛」の関係とは?

腰痛の原因は、必ずしも腰そのものにあるとは限りません。

骨盤のゆがみによって腹部の筋肉が緊張し、それが腰に負担をかけて痛みを生むというケースは多いのです。

当院の整体では、腰を直接ケアするだけでなく、骨盤や腹部を含めた「体全体のつながり」を見ながら施術を行います。

もし、なかなか改善しない腰痛にお悩みなら、一度骨盤やお腹の状態に目を向けてみてくださいね。

気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!

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