冷えが改善しない本当の理由｜冷えタイプ別に選ぶおすすめツボ４選
こんにちは。ほのぼの堂の比嘉です。
この記事では、冷えを4つのタイプ別に分けて
それぞれに合ったツボについて述べます。
「足先だけ氷のように冷たくなる」
「お腹を触るとひんやりしている」
「布団に入っても腰が冷えて眠れない」
「温めても、すぐ冷えが戻ってしまう」
「冷え対策を色々試したけど、正直どれが合っているか分からない」
上記が、ひとつでも当てはまるなら、
それは「ケアの方法が間違っている」のではなく、
冷えのタイプに合っていない可能性があります。
「冷え性」と一言で言っても、
実は原因は人それぞれ違います。
血流の問題なのか、
内臓の冷えなのか、
自律神経の乱れなのか、
それとも体力そのものの低下なのか。
原因が違えば、
整えるポイントも変わってきます。
この記事では、冷えを4つのタイプ別に分けて
それぞれに合ったツボについて述べます。
全部やる必要はありません。
「これ、私かも」と思うものを
ひとつ見つけてもらえれば十分です。
なお、この記事の内容は当院のYouTubeチャンネルでも動画で解説しています。
「文章よりも、動きや場所を見ながら知りたい」
という方は、ぜひ動画のほうも参考にしてみてくださいね。
冷えタイプ① 血行不良で足先が冷えるタイプ
ここでは、血行不良で足先が冷えるタイプの人に
おすすめのツボを紹介します。
あなたは長時間のデスクワークや立ち仕事、
運動不足が続いていませんか？
このタイプは、
筋肉が硬くなり、血液が末端まで届きにくくなっているかもしれません。
血液は体温を運ぶ役割があるため、
足先まで届かなければ、当然冷えやすくなります。
靴下を履いても足先だけ冷たい方は、
まず「足首まわりの巡り」を整えることが大切です。
このタイプにおすすめなのが、
太谿（たいけい）です。
足首の内側にあり、
冷えやすい下半身に血を呼び込むサポートをしてくれます。
血行不良で足先が冷えるタイプについて、詳しく知りたい人は
以下の記事で説明しています。
1分以内でパッとわかる！太谿の場所と押し方は以下の動画をご覧ください。
冷えタイプ② お腹が冷える・内臓が冷えているタイプ
ココでは、お腹や内臓が冷えるタイプの人に
おすすめのツボを紹介します。
お腹を触ると冷たい、
下腹部だけひんやりする、
胃腸が弱い、食事時間が遅くなりがち。
こうした方は、
体の中心が冷えている可能性があります。
体は内臓を守るため、
中心が冷えると血液を集めようとします。
その結果、手足が冷えやすくなります。
さらに内臓の冷えは、
疲れやすさや眠りの浅さ、
便秘や下痢などにもつながりやすくなります。
このタイプには、
身体の中心を温めるツボ
関元（かんげん）が役立ちます。
お腹の深部をじんわり温める意識で行うのがポイントです。
お腹や内臓が冷えるタイプについて、詳しく知りたい人は
以下の記事で解説しています。
1分以内でパッとわかる！関元の場所と押し方は以下の動画をご覧ください。
冷えタイプ③ 自律神経・ホルモンの乱れによる冷え
ココでは、自律神経やホルモンの乱れが原因の冷えタイプに
おすすめのツボを紹介します。
冷えに加えて、
むくみやすい、
生理周期が乱れやすい、
イライラしやすい、
夜になると頭が冴える。
こうした状態がある方は、
体温調整を担う自律神経のバランスが乱れているかもしれません。
自律神経が乱れると、
血管が必要以上に収縮し、
温かさが全身に行き渡りにくくなります。
このタイプには、
巡り・ホルモン・自律神経を同時に整える
三陰交（さんいんこう）がおすすめです。
「冷え＋不調が重なっている」方ほど、
優しく続けることが大切です。
自律神経やホルモンの乱れが原因の冷えについて、詳しく知りたい人は
以下の記事で説明しています。
1分以内でパッとわかる！三陰交の場所と押し方は以下の動画をご覧ください。
冷えタイプ④ 腰が冷える・慢性的な冷えタイプ
ココでは、腰が冷える、慢性的な冷えタイプに
おすすめのツボを紹介します。
年々冷えが強くなっている、
腰やお尻が冷える、
疲れがなかなか抜けない。
これは、
体温を作る力そのものが弱っているサインかもしれません。
東洋医学では、
体の土台となるエネルギーが関係すると考えられています。
温めてもすぐ冷えてしまう方は、
「その場しのぎ」ではなく、
体のベースから整えるケアが必要です。
このタイプに役立つのが
腎兪（じんゆ）です。
腰まわりをじんわり温めることで、
巡りを育てるサポートになります。
腰が冷える、慢性的な冷えタイプについて、詳しく知りたい人は
以下の記事で解説しています。
1分以内でパッとわかる！腎兪の場所と押し方は以下の動画をご覧ください。
まとめ：冷え性の原因は人それぞれ｜タイプ別に分かる冷え改善ツボ４選
冷えは、放っておくと
気づかないうちに慢性化しやすいものです。
でも、原因に合ったケアを続ければ、
体は少しずつ温まりやすい状態へ変わっていきます。
大切なのは、
全部を一気にやろうとしないこと。
「これなら続けられそう」
「なんとなく気になる」
その感覚を大事にして、
まずはひとつのツボから始めてみてください。
今回紹介したツボの
詳しい場所や押し方は、
それぞれ個別記事・動画で解説しています。
焦らなくて大丈夫です。
あなたのペースで、
体をいたわる時間を作ってあげてください。
※本ブログは一般的な健康情報をお伝えするものです。医療行為の代わりにはなりません。症状が続く場合は医師・専門家にご相談ください。
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