中医学

足のむくみはなぜ起こる?整体師が教える原因5選と対策

こんにちは。沖縄県の北谷町で整体師をしている比嘉です。

この記事では、足のむくみの原因を5つ、東洋医学の視点から詳しく述べます。

この記事は、このような方に向けて書いています

「足のむくみの原因を知りたい」

「足のむくみに悩んでいる」

「足のむくみを軽減するセルフケアはないの?」

あなたは、以下のような症状を感じたことはありませんか?

  • 夕方になると足がパンパン
  • 靴下の跡がなかなか消えない

それ、実は身体からのサインかもしれません。

今回は整体師の視点から、足のむくみの主な原因5つについて述べます。

同時に、東洋医学の考え方、そして自宅でできるセルフケアや当院での施術アプローチについて、わかりやすくご紹介します。

原因①:長時間の立ち仕事・座り仕事

あなたは、長時間同じ姿勢でデスクワークをしていませんか?

現代社会では、仕事中に立ちっぱなしや座りっぱなしといった「同じ姿勢を続ける時間」が長くなりがちです。

しかし、体を動かさずにいると、ふくらはぎの筋肉があまり働かなくなってしまいます。

筋肉の収縮によって静脈血やリンパ液を心臓に押し戻す仕組みを“筋ポンプ”といいます。

この筋ポンプがうまく働かないと、下半身に水分がたまりやすくなり、むくみの原因となることがあります。

対策セルフケア

  • 1時間に1回は足首を回す、軽くふくらはぎをマッサージする
  • 階段を使ったり、つま先立ち→かかと落としの運動をこまめに行う

原因②:冷えによる血流低下

あなたは、以下の環境で過ごしていませんか?

  • エアコンの効いたオフィス
  • 冷たい飲み物・食べ物の摂りすぎ

上記の環境は、下半身が冷えて血行不良を起こします。

冷えは血液やリンパの巡りを悪くし、水分代謝がうまくいかず、むくみの原因になることがあります。

むくみと冷えの関係については、以下の記事で詳しく述べています。

足のむくみは下半身の冷えが原因?
足のむくみの本当の原因は「冷え」だった?下半身の血行不良に要注意!こんにちは。沖縄県の北谷町で整体師をしている比嘉です。 この記事では、足のむくみと冷えの関係について詳しく解説します。 ...

東洋医学の視点

東洋医学では、冷えは「陽気(ようき)の不足」とされ、特に下半身の冷えは「腎」や「脾」の弱りとも関連があります。

腎は水分代謝、脾は消化吸収を司る臓腑で、これらが弱ると“水湿(すいしつ)”が体内に滞りやすくなります。

対策セルフケア

  • 白湯や生姜湯、ハーブティー(よもぎや杜仲茶など)で身体を温める
  • 足湯(40℃のお湯に10〜15分ほど)もおすすめ

原因③:自律神経の乱れ・ストレス

実は、精神的なストレスも足のむくみと関係しているケースがあります。

自律神経が乱れると、血管の収縮・拡張がうまくいかなくなり、特に下半身の血液やリンパの流れが滞ります。

さらに、ストレスによって呼吸が浅くなると、身体の代謝や循環機能も低下することがあります。

むくみと自律神経の乱れについては、以下の記事で詳しく解説しています。

足のむくみとストレスによる自律神経の乱れの関係
むくみの本当の原因は「自律神経の乱れ」と「ストレス」かもしれませんこんにちは。沖縄県の北谷町で整体師をしている比嘉です。 この記事では、足のむくみと自律神経の乱れ・ストレスの関係について詳しく解説...

施術アプローチ

当院「ほのぼの堂〜氣功整体〜」では、氣の流れを改善すると同時に、自律神経のバランスを整える施術を行っています。

深い呼吸とリラックス状態を促すことで、内臓の働きや氣の巡りを改善して、自然とむくみが軽減されていきます。

対策セルフケア

  • 深呼吸(腹式呼吸)を意識する(朝晩5分ずつ)
  • ストレスを感じたら、背伸びして呼吸を整える習慣を

原因④:内臓の不調(特に腎・脾の弱り)

東洋医学では、むくみは「水の巡りが悪い状態=水滞(すいたい)」とされ、特に「腎」と「脾」が大きく関わっていると考えられています。

  • 腎は水分代謝、老廃物の排出を担当
  • 脾は消化吸収と水分の運搬を担当

どちらかが弱ると、身体に余分な水分がたまりやすくなります。

特に、以下のことが続くと内臓機能が低下して、むくみの原因になると考えられています。

  • 暴飲暴食
  • 冷たいものの摂りすぎ
  • 睡眠不足

むくみと内臓の不調の関係については以下の記事で詳しく記しています。

むくみと内臓不調の関係
足のむくみ、実は内臓のSOS?腎と脾から見る東洋医学的ケア法こんにちは。沖縄県の北谷町で整体師をしている比嘉です。 この記事では、足のむくみと内臓の関係について詳しく解説します。 ...

おすすめツボ:三陰交(さんいんこう)
足の内くるぶしの上、指4本分の場所にあるツボで、腎・肝・脾の三経が交わる重要なポイントです。

三陰交の場所三陰交の場所

押し方
・両手の親指で気持ちいい程度の強さで10秒押し、5秒休む
・左右で各1分ずつ、朝晩行うのが目安

三陰交については以下の記事で詳しく解説しています。

三陰交は冷え性に効果的なツボ
冷え性改善の鍵は「三陰交」にあり?整体師が教えるツボの力とセルフケアこんにちは。沖縄県の北谷町で整体師をしている比嘉です。 この記事では、東洋医学の視点から「冷え性の原因と対策」ついて詳しく述べます...

原因⑤:ホルモンバランスの変化

特に女性は、月経前や更年期などのホルモン変動によって水分をため込みやすくなることがあります。

排卵後や妊娠中にとても大切なホルモンであるプロゲステロン(黄体ホルモン)の影響で、血管が拡張しやすくなり、体液が細胞にしみ出してむくみやすくなります。

更年期世代では、自律神経の不安定さと重なり、むくみが慢性化するケースもあります。

むくみとホルモンバランスの変化については、以下の記事に詳しく記しています。

足のむくみとホルモンバランスの変化
むくみの原因はホルモンバランスの変化かも?整体師が伝える女性のためのセルフケアこんにちは。沖縄県の北谷町で整体師をしている比嘉です。 この記事では、足のむくみとホルモンバランスの変化の関係について詳しく解説し...

対策セルフケア

・規則正しい生活と十分な睡眠

・ホルモンバランスを整えるツボ「太谿(たいけい)」を刺激(内くるぶしとアキレス腱の間)

内くるぶしとアキレス腱の間太谿は内くるぶしとアキレス腱のあいだ


・軽いウォーキングなど、下半身の血流を促す運動

📱「首こりや自律神経のセルフケアって、どうやるの?
Instagramでは、リール動画で分かりやすく解説しています🎥」


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まとめ:むくみは「全身のサイン」。根本改善を目指そう

足のむくみは単なる疲れや水分の問題ではなく、冷え・ストレス・内臓の不調・自律神経の乱れなど、全身状態の乱れが現れたサインです。

「とりあえず靴下を脱いでマッサージ」では、その場しのぎになってしまうかも。

しっかり原因を見極めて、日々の生活習慣や体の使い方、そして身体の内側からのケアを意識していくのが大切です。

当院では、氣功整体による自律神経の調整や、ツボ・経絡を活用した施術を通じて、むくみの根本改善を目指すお手伝いをしています。

「最近むくみがひどくなってきた」「体が重だるくてしんどい」という方は、ぜひ一度ご相談くださいね。

北谷町にある整体「ほのぼの堂~氣功整体~」へのご案内

あなたは、以下のことで悩んでいませんか?

  • 毎日、ふくらはぎのマッサージしても むくみが改善しない…
  • 体が重だるくてやる気が出ない

足のむくみは、ただの水分の滞りだけでなく、自律神経の乱れや内臓の疲れ、氣の巡りの停滞が深く関係していることも少なくありません。

ほのぼの堂~氣功整体~では、氣功整体で、お身体全体のバランスを整えながら、むくみの根本原因にアプローチします。

「整体が初めてで不安…」という方にも安心してご来院いただけるよう、やさしく丁寧なカウンセリングと施術を心がけています。

  • 頑固な足のむくみが気になる方
  • 身体の巡りを整えてスッキリしたい方
  • なんとなく不調が続いている方

もし、あなたが悩んでいるなら、ぜひ一度、ほのぼの堂~氣功整体~へご相談ください。

あなた本来の元気を取り戻すお手伝いを、心を込めてさせていただきます。

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(受付時間:8:00~20:00 / 定休日:火曜日)